やさしくありませんようにとかいうトンデモ連載については、
木犀と絡めた「あいつ」の死に対する残された側の葛藤とか苦悩とかを混ぜ込んだせいで67話とかいうトンデモな長さになってしまっているだけであって、
夢小説と呼んでも差し支えない部分であるズミさんと夢主のアルミナとのあれこれについては
(第一章)
「もうわたしにはお金がない。お金がないとあなたに会えない。あなたに会えないのなら生きていたって辛いだけ。辛いだけだから、生きなければいいの」
「私と生きてください」「差し上げます」「一緒に暮らしましょう。そうすればお金がなくとも毎日、会うことができますよ」
(第二章)
「私の、帰る場所になってくださいますか?」
「私が出会ったのは彼女です。私に大切なことを教えてくれたのは彼女です。私にとって彼女は唯一無二の相手であり、彼女を愛する理由など、それだけで十分でした」
「あとどれくらい、彼女の憂いを取り払えばいいのでしょう。あと何をすれば、彼女は生きやすくなってくださるのでしょう」
(第三章)
二人の間に生まれた子供による「生きるんだよぉパンチ」の炸裂によりぶっ飛びハッピーエンド(違う)
(終章)
「もう貴方は、私がいなくても大丈夫ですね」
「でも、あなたがいなくなったら寂しいし、悲しいわ。とても。それではいけない? それだけでは、あなたと生きるには少し、足りない?」
「いえ、……いいえ十分です」
この流れだけでいいんじゃないかなと思えるんだよなあ……というか「Dream」であるならこれだけにすべきだったんだよなあ……。
本当に私は余計なエピソードを次から次へと盛りに盛って話数を膨張させることがすこぶる得意なんだなぁ……どうしてくれようこの悪癖。
だが限界だ! 盛るね!(AKAN案件)