零度の花

こんだけ仲良くしていればシアの子供は間違いなくゲーチスさんのことを身内だと認識するであろうけれども二人はその実、まったくの他人である。
彼等はきっとずっと、それこそ永遠に、共鳴することなど許されないのだ。

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