ミューツーの逆襲に出てくるコピーポケモンもこの類なのでは、と思い至り、ぞくっとしました。
駄目なんだよぉそういう魂の双子みたいな物語性というか運命性ほんと大好きなんだよぉフフフラダリ
トウコとNみたいに、別個の存在でありながら「比翼」であるというのも勿論好きですし、
コトネとシルバーみたいに別個の存在というのを意識しながら後から繋がり一つになるという意味での「連理」であるというスタンスも捨てがたいのだけれど、
でもやっぱりこう「あるべくしてそうある」というような形、「そうなるしかなかった」というようないっそ残酷な運命性に彩られた魂の双子の重みには、敵わない……。
TOIのルカとアスラとかもこの類、あるべくしてそうあってしまっている関係なのでええ、正直大好きです。
記憶や感情の共有、感覚の共鳴、体の同一化……そういうものが、こう、精神世界的な意味じゃなくて物理的にできてしまうようなファンタジー世界、大好きなんですよ。
要するに「この人は何があっても私を裏切らないし私を嫌いにならない」というのが、
こちらの驕りや思い上がりや希望的観測などではなく「真実」としてこちらに否応なしに認識されてしまう、という状況が出来上がっているんですよ。
相手の想いが、嘘や誤魔化しを経ることなくそのままダイレクトに伝わるから、疑うことも探ることもしなくていい。
「一人ではない」という確信。「一人に愛されている」という確信。「私の愛を喜んでくれる人が一人はいる」という確信。「貴方は私の味方だ」という、確信。
それらの傲慢な信頼が、けれどもその「魂の双子」の間でだけは紛うことなき真実の形を取っていて、その真実性に気が付いているのはやっぱり魂の双子本人達だけ。
それでもその真実によって彼等はどこまでも勇敢になれるし誠実であれる。その勇敢や誠実を見た第三者はやっぱり「いいなあ」と思ってしまう。私のように。
似た言葉に親友が編み出した「魂の相似」というものがあるのですが、これに関しては「私」と「当サイトの女の子達」との関係性が該当するかなと思っています。
私は、自らの思考の外側から人格を引っ張ってくることはできない人間(オリジナルキャラクターをゼロから作ることのできない人間)なので、
クリスさんからミヅキまで、勿論これから生まれることになるユウリにも、その性質に「私」の傾向の一部を含ませています。
「結んだ縁を大事にしたい」「一人は寂しい」「閉ざした世界で静かに生きていたい」「誰もが悲しくならないようにしたい」
「理不尽に屈したくない」「嫌われたくない」「自分の生き方は自分で全て決めたい」「物語の主人公でいたい」等々……。
これらの思いは、誰しも一度くらいは感じたことのあるものであり、そこまで「異質」ではないものだと私は認識しています。
けれどもそれらを一人ひとりに振り分けてその性質の純度を限りなく高めた結果……シアやシェリーやミヅキのような狂人が……生成されてしまっているという訳です。
バランスが大事だよ、ということですね。(ものすごいさっくりまとめてしまった)
潜性サルターティオのアイにも、やさしくありませんようにのアルミナやシーダや「あたし」にも、私の性質が少なからず含まれています。
……ただ、Kだけは私の中にいません。Kは私の中ではなく、私の【隣にいる】ことを期待されている存在です。