ゲーチスさんはシアを、アクロマさんのそれとは全く別のあれで「愛している」のだけれど、
ザオボーさんはミヅキを、グズマさんのそれとは全く別のあれで「愛でている」のだと思います。
ゲーチスさんはシアをその手の中に収めている(ように他者には見せかけている)ので、彼女の不始末や愚行を我が事として導き解決しようと手を回すけれど、
ザオボーさんはミヅキが自身の手に負えるような存在でないことをよくよく分かっているので、彼女が窮地に陥ってもおやおやと同情するだけで手は出しません。
ゲーチスさんはシアを愛しているので必要とあらばアクロマさんの役でさえ奪い取る覚悟があり、介入も厭わないけれど、
ザオボーさんはミヅキを愛でているので必要であってもグズマさんの役を奪い取ったりはしません、見ているだけです。
そんなかんじ。