「その単語を出すとNが楽しそうにするから一応記憶には留めている」程度のもので、Nに「キミは素数の美しさを全く分かっていない!」とか激昂されようものなら、
「煩いわね、2だろうが4だろうが似たようなものでしょう、あんたと私で割り切れる数であってくれるなら他のことはどうだっていいのよ」とか平気な顔してきっと言う。
ジョウトの連理からいかりまんじゅうが5つ届こうものなら、Nは「素数!」と喜び、トウコは「割り切れない……」と悲しむ。そんな感じです。
英雄は素数のこときっとそこまで好きじゃない
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