+ 個人的な内容なので、おりたたみ
このご時世なので「候補を複数考えておいて、実際に顔を見てから一番似合うものに決めよう」というのができなくなってしまったんですよね。入院から退院まで完全に一人きり、荷物の受け渡しさえ病院の窓口を介してしかできないそうです。孤独ゥ! そんな訳で事前決定と相成りました。臨月に入る前に名前を呼べるようになってよかったなあ。
名前、全体の印象としては「花・青い宝石・(親から子に向けての)感謝」みたいな私に都合の良い欲張りセットになりました。時間を掛けただけあった。ただ決め手となる漢字を選んでくれたのは向こうでした。私だけで考えていたらお花一本で通していたかもしれん……。三人寄らなくても二人いれば文殊の知恵らしきは発動するのだな、やったぜ。
漢字にはほとんど私関与していないのですが、三つ目の意味を持たせるために「にんべんが欲しい」とだけ提案しました。
「××な人に育ちますように」みたいな願いや祈りを込めてもよかったのですが、そういう「どんな人に」という具体的な希望が双方特になかったのと、あとは「あなたが来てくれたという事実だけで既に私達にとってはかけがえのない宝物」という意味があると素敵だなと思ったのと……みたいな理由で、にんべん、あった方がいいなと思ったんですよね。
二人でこれだけ時間をかけて何かを決めたのは初めてのことだった気がします。これまで「決まったから(事後報告)」とか「任せるよ(丸投げ)」がほとんどでしたからね。この次に時間を掛けた話し合いは治療に踏み切るか否かみたいなあの議論……当時は、どうせ失敗するのに、お金ばかり飛んでいく羽目になって私達が苦しむことになるのに、としか考えられなかったのですが、結果が出て本当に良かったと思うばかりです。勉強や研究やスポーツにおける「失敗」には大いに意味がありますが、これに失敗したところで価値なしの烙印を押されるだけで、私達には何も残らなかった訳ですからね。何も。